低下続く国公立大２次試験の倍率、今年は４・５倍、

国公立大の２次試験の出願受け付けが６日、締め切られた。

文部科学省によると、午後３時現在の集計では国公立大１５６校の志願者数は４５万６２４０人。募集人員に対する倍率は４・５倍で、昨年同時点の４・７倍を０・２ポイント下回った。１８歳人口の減少のほか、推薦入試枠が拡大し一般入試受験者が減っていることなどから、倍率は低下し続けている。

午後３時現在の志願者数と倍率は、国立８３大学３７２学部で３４万７９３４人、４・２倍（昨年同時点４・４倍）。公立７３大学１６５学部（独自日程で入試を行う国際教養大は除く）は１０万８３０６人、５・７倍（同６・１倍）。

学部別では「医・歯」（５・５倍）、「薬・看護」（５・２倍）が高い人気となっている。志願者が多かった場合にセンター試験の成績などによる「２段階選抜」を実施すると予告していた５４大学１７０学部のうち、４４大学１１５学部で実施予定倍率を超えた。