井口、日本選手今季第１号 イチローは３試合連続安打

米大リーグは４日、各地で行われ、ホワイトソックスの井口資仁内野手はインディアンス戦の４回、今季日本選手第１号となる２点本塁打した。井口は４打数１安打２打点だった。

マリナーズは開幕３連勝を懸けてアスレチックスと対戦。「１番・中堅」のイチロー外野手は第２打席で中前打し、３試合連続安打。「７番」の城島健司捕手の第１打席は空振り三振だった。田口壮外野手（カージナルス）はメッツ戦の９回に代打で遊ゴロ。


Intel、無線ノートPC向け新ブランド「Centrino Pro」を発表
Intelは4月5日、無線ノートブックPC向け技術ブランド「Centrino」（開発コード名：Santa Rosa）の強化計画の一環として、同バンドル技術に「vPro」のIT管理機能を追加した新ブランド「Centrino Pro」を発表した。PCベンダー各社は2007年6月までに新ブランドの販売を開始する見通しだ。

新ブランドは、Centrinoのバッテリ管理機能と無線接続機能をはじめ、vProのネットワーク・セキュリティ自動化機能およびリモート・トラブルシューティング機能をサポートする。 　　　

西武、別の５選手にも現金

プロ野球の西武球団がアマチュア２選手に不正に現金を供与していた問題で、西武の調査委員会（池井優委員長＝慶大名誉教授）は4日、中間報告を行い、別の５選手にも契約前に計6160万円を支払っていたことを明らかにした。また高校・大学の指導者ら延べ170人に、選手入団の謝礼を渡していたことも分かった。

5人に現金を支払ったのは1978年の球団誕生から、日本プロ野球組織（ＮＰＢ）が裏金根絶をうたった2005年6月の「倫理行動宣言」までの間。契約金や年俸の前金という名目で、1人当たり約30万―2800万円を渡していた。うち2人は当時学生で、日本学生野球憲章に違反していた。

03年ごろまでに数回、学生をテストしたり、西武の練習に参加させたこともあったという。


ＮＨＫ受信料不払い訴訟
ＮＨＫの受信料不払い問題で、東京都内の弁護士１０人が４日、ＮＨＫが受信料の支払いを求めた訴訟の被告を支援するための弁護団を結成したと発表した。

弁護団によると、訴訟は現在、東京地裁や東京簡裁で計３件あり、いずれも都内の男性３人が約５万３０００円～約４万１０００円の支払いを求められている。３人は「北朝鮮拉致問題など、政治の影響を受けて公正な報道がなされない」などの理由で支払いを拒み、訴訟でも争う方針という。

弁護団の日隅一雄弁護士は「受信料契約の根拠となる放送法の解釈など、公共放送のあり方を問う裁判にしたい」と話している。 　　　

米韓ＦＴＡ交渉が妥結・経済交流拡大に弾み

米国と韓国が進めていた自由貿易協定（ＦＴＡ）締結交渉が2日妥結した。両国の交渉関係者が明らかにした。米韓間では最大級の通商協定となる。2国間の貿易・投資障壁の撤廃を目指すＦＴＡを締結することで、米韓間の経済交流拡大に弾みがつく。政治的にもぎくしゃくしていた同盟関係の再構築に寄与する見通し。米韓の経済連携強化はＦＴＡ戦略で出遅れ感のある日本の通商政策にも影響を与えそうだ。

米韓両国は昨年6月にＦＴＡ締結に向けた本格交渉を開始。これまで合計8回の交渉を重ねたうえ、3月26日から閣僚級の最終交渉をソウルで開いていた。


日本の０６年ＯＤＡ、２４年ぶり３位以下に
経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）の開発援助委員会（ＤＡＣ）は３日、加盟２２か国の２００６年の政府開発援助実績（暫定値、名目ベース）を発表した。日本は前年比１１・７％減の１１６億１０００万ドルで、イギリスに抜かれ３位に転落した。３位以下となるのは１９８２年（日本は当時４位）以来２４年ぶり。

日本は１９９１年に１位となったが、２００１年に米国に抜き返されて２位となっていた。日本は、財政難を背景に対イラク援助などが前年に比べて減少したのに対し、イギリスは国際機関向けの援助を増やした。 　　　

ボストン・マラソンに宇宙から参加へ

米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）の女性宇宙飛行士スニータ・ウィリアムズさん（４１）が、４月１６日に行われる第１１１回ボストン・マラソンに国際宇宙ステーションから参加する。

米マサチューセッツ州出身のウィリアムズさんは２００６年１月、ヒューストン・マラソンで女性参加者の上位１００位以内に入り、ボストン・マラソン出場権を獲得。ランニングマシーンに乗って宇宙から参加することになった。マラソン中、国際宇宙ステーションは地球を最低２周する。

ＮＡＳＡのスポークスマンによると、２００６年１２月から同宇宙ステーションで生活しているウィリアムズさんは、振動を防止する緩衝装置やジャイロスコープを搭載したランニングマシーンを使い、数カ月間のトレーニングを積んでいる。


北朝鮮産アサリを輸入、中国人船長を再逮捕
今月８日に山口・下関港に入港し、国際船舶・港湾保安法違反の疑いで逮捕されていた中国人船長が３１日、輸入禁止となっている北朝鮮産のアサリを下関港に運んでいたとして、下関海上保安署に外為法違反の疑いで再逮捕された。経済制裁後、北朝鮮絡みの外為法違反での逮捕は初めて。

再逮捕されたのは、中国船籍の貨物船「ＨＡＩ　ＸＩＮＧ３（ハイシン３）」の中国人船長・劉明国容疑者（５８）。劉容疑者は韓国の港に立ち寄ったにもかかわらず、日本に入港する際に報告が義務づけられている事前通報にその記載をしなかったとして、国際船舶・港湾保安法違反の疑いで今月１０日に逮捕されていた。

その後の下関海上保安署の調べで、先月の上旬と下旬に北朝鮮・海州に立ち寄り、アサリやシジミ計１００トンを下関港に運んでいたことがわかり、３１日に外為法違反の疑いで再逮捕された。 　　　

高橋由が先頭打者本塁打

巨人３─２横浜（セ・リーグ＝３０日）──巨人は一回、高橋由のセ・リーグ初となる開幕戦の初球先頭打者本塁打で先制。横浜はその裏、鈴木尚の適時打で同点とし、三回に吉村の適時打で勝ち越し。

しかし巨人は四回、イ・スンヨプ、ゴンザレスの連続本塁打で再び逆転。巨人は先発の内海が７回を６安打２失点に抑え、その後、林―豊田の好継投で逃げ切った。巨人は２年連続開幕戦勝利。


統一地方選、44道府県議選の立候補は3773人
第１６回統一地方選挙で、茨城、東京、沖縄を除き告示された４４道府県議選は３０日午後５時、届け出が締め切られ、立候補者は計３７７３人となった。前回より８１人少ない。

定数が前回より９０減の計２５４４となったため、競争率は前回並みの１・４８倍。女性候補は、前回より１６人少ない３６７人だった。同日告示された１５政令市議選とともに、投開票は４月８日。